2024/06/01 00:00

当院の施設基準について

当院で満たす施設基準について

 

夜間早朝加算

当院は、月・火・木・金曜日の9:00~12:00、16:00~19:00、水・土曜日の9:00~12:00を診療時間と定めています。

厚生労働省の規定により月・火・木・金曜日の18:00以降、水・土曜日の12:00以降は夜間・早朝加算が適用されます。

明細書発行体制加算

当院では、医療の透明化や患者の皆様への情報提供を積極的に推進していく観点から、領収書の発行の際に個別の診療報酬の算定項目が分かる明細書を無料で発行しています。

それに伴い会計の時に明細書発行体制加算1点を算定します。

外来感染対策向上加算

当院では、初診の患者の皆様に対して月1回外来感染対策向上加算を算定しております。

感染管理者である院長が中心となり従業員全員で院内感染対策を推進します。

院内感染対策の基本的な考え方や関連知識の習得を目的に研修会を年2回実施します。

感染性の高い疾患(インフルエンザや新型コロナウイルス感染症など)が疑われる場合は、一般診療の方と動線を分けた診療スペースを確保して対応します。

標準的感染予防策を踏まえた院内感染対策マニュアルを構築し定期的に必要な情報提供やアドバイスを受け院内感染対策の向上に努めます。

また、当院では受診歴の有無に関わらず発熱その他感染症を疑わせるような症状を呈する患者の皆様を受け入れる体制をとっています。

連携強化加算

連携先である岐阜赤十字病院に対して過去1年間に4回以上、感染症の発生状況、抗菌薬の使用状況について報告を行っています。

医療DX推進体制整備加算

当院は、医療DXを通じた質の高い診療提供を目指しております。

オンライン資格確認等システムにより取得した医療情報を活用して診療を実施しております。

マイナ保険証利用を推進するなど、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでおります。

電子処方箋の発行や電子カルテ情報共有サービスなどの医療DXにかかる取り組みを実施して参ります。(今後導入予定です)

患者の皆様の状況に応じ、医師の判断のもとリフィル処方や28日以上の長期の投薬を行う場合があります。

一般名処方加算

当院では、後発医薬品のある医薬品について特定の医薬品名を指定するのではなく薬剤の成分をもとにした一般名処方(一般的な名称により処方箋を発行すること※)を行います。

一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合であっても患者の皆様に必要な医薬品が提供しやすくなります。

※一般名処方とは

お薬の「商品名」ではなく「有効成分」を処方箋に記載することです。そうすることで供給不足にのお薬であっても有効成分が同じ複数をお薬が選択でき必要なお薬が提供しやすくなります。

生活習慣病管理料(Ⅰ)・(Ⅱ)

高血圧症・脂質異常症・糖尿病に関して、療養指導に同意した患者の皆様が対象です。

年々増加する生活習慣病対策の一環として厚生労働省は令和6年6月1日に診療報酬を改正し、これまで診療所で算定してきた「特定疾患管理料」を廃止し、個人に応じた療養計画に基づきより専門的・総合的な治療管理を行う「生活習慣病管理料」へ移行するよう指示がありました。

本改定に伴い令和6年6月1日から厚生労働省の指針通り、高血圧症・脂質異常症・糖尿病のいずれかを主病名とする患者の皆様で「特定疾患管理料」を算定していた方は「生活習慣病管理料」へと移行します。

この度の改訂によって、患者の皆様には個々に応じた目標設定、血圧や体重、食事、運動に関する具体的な指導内容・検査結果を記載した「療養計画書」への署名(サイン)を頂く必要がありますので、どうかご協力のほど宜しくお願いいたします。

患者の皆様の状況に応じ、医師の判断のもとリフィル処方や28日以上の長期の投薬を行う場合があります。

 

 

2024/05/30 00:00

HPVワクチンのキャッチアップ接種は2024年9月末までに1回目を

HPVワクチンは子宮頚がんの発症を抑えることができうるツールです。

子宮頚がんの殆どはHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染が原因と分かっています。

日本国内では毎年約10000人が発症し、毎年約3000人の方がお亡くなりになっております。

最近20~30歳代の発症が増えてきており、発症ピークは30代後半です。

HPVワクチンは世界70か国以上で国のプログラムとして接種が行われております。

HPVは性行時に感染し約9割の方は免疫により自然に排除されますがのこり1割の方は炎症が続きいずれがん化します。

10代前半にワクチンを接種することで感染を防ぎがん化を予防します。

HPVワクチンは日本のワクチンプログラムから外れた時期がありました。

その時期にワクチンを受けられなかった方は現在キャッチアップ接種として公費助成を受けることができます。

 2024年度の対象者は以下になります。

 

1997年度生まれ~2007年度生まれの女性(1997年4月2日~2008年4月1日生まれ)

17~27歳

(2024年度に高校一年生相当の女子も公費で接種できるのは2025年3月末まで)

 

2024年9月末までに1回目の接種を開始した場合、標準的な接種間隔で3回の接種を公費で完了することができます。

若くしてお亡くなりになる女性を1人でも減らすために是非接種をご検討ください。

2024/05/01 00:00

令和6年度岐阜市国保特定健診のお知らせ

本年度の岐阜市国保特定健診が始まります。

特定健診とはメタボリックシンドロームを減らす目的で始まった健康診査です。

高血圧症、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病の予防・早期発見にお役立てください。

生活習慣病は様々な疾患の原因となるためこれらの予防や治療は非常に重要になります。

大腸がん検診も同時に受けて頂くことをお勧め致します。

40歳になる方は肝炎ウイルス検査も無料で追加できます。

ぜひご活用ください。

 

 実施時期 (予定)6月1日~10月31日

  対象者 1. 昭和24年11月1日から昭和60年3月31日生まれの人

      2. 受診日当日に岐阜市国民健康保険に加入している人

      3. 年度途中で岐阜市国民健康保険に加入した場合は8月31日までに加入を済ませた人

      1と2、または1と3をともに満たす人

       妊産婦、国内に住所を有しない人、病院に6か月以上入院している人

       障害者支援施設や老人ホームなどに入所中の人などは対象から外れます

自己負担額 800円(令和6年度内に40歳に到達される方は無料)

  持ち物 特定健康診査受診券

      岐阜市国民健康保険被保険者証または岐阜市国民健康保険被保険者資格証明書

 

前日22時以降に水(または白湯)以外は口にしないようにお気を付けください。

(一部の検査結果が本来よりも悪くなることがあります。)

 

※他の健康保険に加入している人の健診については、それぞれの団体にお問い合わせ下さい。

2024/04/15 00:00

ゴールデンウィークの診療について

当院のゴールデンウィーク中の診療についてご案内申し上げます。

皆様にはご迷惑をお掛け致しますが何卒ご容赦願います。

 

 4月27日 平常通り診療

 4月28日 休診

 4月29日 休診

 4月30日 平常通り診療

  5月1日 平常通り診療

  5月2日 平常通り診療

  5月3日 休診

  5月4日 休診

  5月5日 休診

  5月6日 休診

  5月7日 平常通り診療

 

 どうぞ宜しくお願い申し上げます。

2024/04/01 00:00

サプリメント等による腎障害が疑われる方へ

最近お茶の間を賑わせている小林製薬の「紅麹」を使用したサプリメントや関連製品を摂取しておられた方は不安な日々を送っておられると思います。

血中のコレステロール値を正常に保つとしてヨーロッパや日本などで紅麹で発行させた米に由来する成分を含む製品が販売されております。

以前にもこちらの摂取が原因と疑われる健康被害がヨーロッパで報告されておりました。

一部の紅麹菌が生産するシトリニンが原因と言われスイスでは紅麹を成分とする製品の販売は違法とされております。

今回日本で起きた健康被害は有効成分モナコリンKとは別の物質ペブルル酸が検出されており別の菌の混入や紅麹菌の変質が原因として考えられます。

腎機能の検査を御希望の方は当院で対応させて頂きます。

慌てずにご来院ください。