2025/09/09 00:00

男性にもHPVワクチンを!

男性もHPVワクチンを接種しましょう

HPV(ヒトパピローマウイルス)に感染するとがんや関連疾患の発症率が増加することが分かっています。

近年HPV関連がんは男女ともに増加傾向にあります。

女性では子宮頸がんが突出して多く、中咽頭がん、外陰がん、肛門がんも増加傾向にあります。

男性では中咽頭がん、肛門がん、陰茎がんの順で多く、特に中咽頭がんは症例数も増加率も高いと報告があります。 

女性はHPVワクチンを公費による助成で接種することができますが、男性は一部の自治体を除いて助成を受けられません。

しかし、男性もがんを未然に防ぐ観点からHPVワクチンのジェンダーレス接種の普及が望まれます。

2025年8月に今まで女性にしか適応がなかったHPV9価ワクチン(シルガード9)が男性にも適応が拡大されました。

9歳以上の男性が対象となります。

15歳未満では2回接種(初回+6~12か月後)、15歳以上では3回接種(初回+2か月後+6か月後)します。

 

1回あたり33,000円(税込)(助成制度がないので全額自費)です。

ご希望の方は電話もしくは窓口でご予約ください。