2021/03/01 00:00

帯状疱疹には予防接種があります

帯状疱疹とは水痘・帯状疱疹ウイルスによる感染症です。

子どもの頃に水痘、いわゆる「みずぼうそう」にかかり、それが治ったあともウイルスが体に潜伏し続けます。

免疫力が落ちたタイミングでウイルスが活動を再開し神経や皮膚に悪さをします。

症状は皮膚のチクチクやピリピリといった痛みから始まり、その後水疱を伴った発疹が帯状に現れ数週間続きます。

帯状疱疹を発症する人は年々増加しており、多くの方が帯状疱疹の痛みやその後遺症に悩まされております。

50歳を過ぎると急激に発症する人が増加し、60歳台でピーク(発症率は70歳台がピーク)を迎えます。

このような理由から帯状疱疹ワクチンは50歳から受けることができ、1度接種すると10~15年程効果が持続します。

帯状疱疹を発症する方は夏に増えるため、夏を迎える前に接種しておくことをお勧め致します。